日立の電子カルテ Open-Karte から抽出した手術データCSV を取り込み利用するサンプル

このファイルメーカーデータベースは、4つのテーブル【手術データCSV取り込み】【医師リスト】【病名【術式】で構成されております。

 

【手術データCSV取り込み】には Open-Karte から抽出した手術データ (CSV 形式のテキストファイル) をインポートした上で、クリップボード経由で NCD Helper を利用して NCD に注入できるようになっています。

 

【医師リスト】は術者/助手を NCD 形式の医師名に自動変換するためのテーブルで、NCD から抽出した術者リストを取り込めるようになっています。なお、事前に電子カルテに登録した医師名を設定しておく必要があります。

 (以前のバージョンでは医師リストが必須でしたが、2017/5より NCD Helper の機能拡張に伴い不要となりましたが、このサンプルはそれ以前に作成されたものです)

 

【病名】は日立電子カルテ手術データの「臨状診断」を NCD で利用されているICD10コードに自動変換するためのテーブルです。頻用病名を登録されておかれると便利です。

 

【術式】は日立電子カルテ手術データの「術式コード」を NCD で利用されている術式コードに自動変換するためのテーブルです。頻用術式を登録されておかれると便利です。

 

 Open-Karte では、ご施設ごとに CSV データの形式が設定できるようになっていますので、それぞれに合わせてスクリプトの修正が必要になります。ここでは、最も一般的と思われる形式に合わせて作成してみました。

 

実際の動作はスクリプトを確認いただければ比較的シンプルですのでご理解いただけるかと思われます。コードはご自由に改変してお使いいただいて結構です。配布も自由です。


ダウンロード

上記説明のファイルメーカーデータベースファイルです。Windows, Mac 共通です。

起動すると【手術データCSV取り込み】レイアウトが開きます。

まず、【日立電子カルテから抽出した手術データCSVのインポート】ボタンにて日立電子カルテ手術データを取り込みます。

【NCD Helper 注入用データをクリップボードにコピー】ボタンにて必要なデータがクリップボードにコピーされ、NCD のデータ入力ページから NCD Helper の機能を使って注入可能となります。


ダウンロード

 

上記データベースのサンプル CSV になります。Windows, Mac 共通です。

 



使用方法は以下の通りです

まず、【手術データCSV取り込み】レイアウトにて、【日立電子カルテから抽出した手術データCSVのインポート】ボタンを押してください。

 

うまく取り込めない場合にはデータ形式に合わせて修正する必要があります。

修正やカスタマイズをご依頼の場合にはこちらからご連絡ください。

続いて、【NCD Helper 注入用データをクリップボードにコピー】ボタンを押せば、必要なデータがクリップボードにコピーされ、NCD のデータ入力ページから NCD Helper の機能を使って注入可能となります。

 

 

医師リストは、別途作成しておく必要があります。

 

NCD Helper の術者リストの抽出機能を用いてクリップボードに取り込んでおき、この【医師リスト】レイアウトにて貼り付けし、【登録】ボタンにて取り込んでください。

 

手動入力も可能です。その際は、医籍番号を間違えないように設定お願いします。(もし間違えても NCD Helper のエラーチェックが働きます)

 

このサンプルでは、日立電子カルテでの術者表記は「姓」としています。設定によっては「姓名」などの場合もありますので、適宜スクリプトの修正にて対応してください。

【病名】【術式】レイアウトにて、電子カルテで使用されている病名コード・術式名コードと、NCD で使用されているそれぞれのコードを登録しておけば、自動変換されます。

 

頻用する病名や術式名を登録しておくとよいでしょう。

このファイルメーカーデータベースへのご要望などありましたらこちらからご連絡お願いします。